2014.11.10

TFN(フロンティア・ネットワーク)では、欧州あるいは米国へ毎年約1週間の海外遠を実施しており、 海外のサステナビリティ・リーダーや先進企業、ESG評価機関や投資家、国際機関やNGO等を訪問し、世界の動きを肌で感じ、直接ディスカッションをする機会を設けています。今年は、訪問先の1つとして、世界のサステナビリティのムーブメントを長年に亘って牽引し、 "トリプル・ボトムライン※1"の生みの親でもあるジョン・エルキントン氏を訪ね、同氏のレクチャーを伺った後、ディスカッションを深めました。現在、2008年に創設されたボランズの創設者・会長として「ブレイクスルー・キャピタリズム」を推進されています。現在の経済社会は、環境的・社会的な要因からこのままでは存続不可能であり、 通常のペースの変化では不十分である。劇的なブレイクスルーが必要であり、様々なところにその萌芽が既に垣間見られることが取り上げられました。今からの10年が非常に重要であると強調されました。


今年の夏に出版された同氏とプーマの前会長・CEOザイツ氏との共著「ブレイクスルー・チャレンジ」には、サインと共にイースクエアに対して「長年の友情とサポートに感謝する。今後の10年に、共に挑戦しよう。」というメッセージをいただきました。

※1 企業は、財務のボトムライン(収益・損失の最終結果)だけでなく、環境、社会(人権、労働環境、雇用など)、および、より幅広い経済側面(社会の経済発展への貢献)も配慮することが必要である、 という考え方。3つの側面の最終結果に責任を持つことから、トリプルボトムラインと言う。1994年に、英国サステナビリティ社のジョン・エルキントン氏が提唱した。

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