サステナビリティ経営における対話の位置づけ

社会要請の変化を敏感に察知するアンテナをもち、自らの考えを積極的にステークホルダーに伝え、対話を行っているでしょうか?サステナビリティ経営の実践においては、以下の図のような、社内と社外を結ぶ「8の字のループ」を構築します。

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株主、お客さま、取引先、地域社会などへの情報開示と対話を行い(図の右側のループ:①と②)、その結果を社内で共有し、サステナビリティ・CSR取り組みに反映していく(図の左側のループ:③と④)ことで、内部的には経営の質を向上させ、外部との信頼関係を醸成していきます。

一連のループの中で、ステークホルダーとの対話(ダイアログ)は、とても重要な役割を担っています。ステークホルダーとの適切な対話があってこそ、その期待に応える次のアクションを生み出すことができます。

イースクエアでは、効果的なステークホルダー・ダイアログを行うため、ダイアログの企画から招聘者の選出・コーディネーション、当日のファシリテーションを含めた総合的な支援を行います。

支援内容

  • ステークホルダー・ダイアログの企画
  • プログラム設計
  • 国内外の最適な招聘者の選出とコーディネーション
  • 当日のファシリテーション
  • ダイアログで抽出された課題の整理および社内展開に関する支援

実施目的例

  • 重点課題や目標設定など、自社の取り組みの妥当性を検証
  • 自社に対する社会的関心を把握し、重点課題を抽出
  • 役員が直接外部の意見を聞くことによる啓発的効果
  • 重要課題に関連するステークホルダー/有識者との相互理解促進と関係構築

事例

大手メーカー 投資家関連ステークホルダー・ダイアログ

プロジェクトの概要 ESG評価に関連した有識者等を招聘し、投資家の視点からみた企業評価に関するダイアログを開催した。
実施期間 4か月
実施体制 コンサルタント3名
クライアントの課題・要望 投資家から期待されているサステナビリティ取り組みとそのレベルを知りたい。
成果
  • 有識者との直接対話により、世界での動きをリアルに把握できた。
  • 役員が同席したことでサステナビリティ/ESG取り組みの重要性の認識が深まり、その後の取り組み推進の追い風となった。

大手金融機関 重点領域・行動計画に関する検証ダイアログ

プロジェクトの概要 金融および各重点分野におけるサステナビリティに詳しい有識者、NGO、消費者団体代表などを招聘し、ダイアログを実施。当日のファシリテーションも務めた。
実施期間 4か月
実施体制 コンサルタント3名
クライアントの課題・要望 自社のサステナビリティ・CSR取り組みにおける重点領域と行動計画を策定するにあたり、草案段階で、外部ステークホルダーから見て妥当なものか検証したい。
成果 作成段階で外部ステークホルダーから建設的な意見をいただいたことで、外部からみてより妥当な重点領域と行動計画の策定につながった。

上記サービスについてのお問い合わせ

株式会社イースクエア
担当: 本木 啓生、 平井 加世
〒105-0003 東京都港区西新橋3-23-12 第二山内ビル
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