マダガスカルでは95%の家庭が薪、木炭などの木質バイオマスに煮炊きの燃料を依存しており、森林減少が大きな問題になっている。本事業では、トラクターのPTO(Power Take Off)を活用し、マダガスカルの非電化地域でも普及できるもみ殻固形燃料製造装置「グラインドミル」を開発し、現地での導入可能性の基礎調査を行った。調査の結果、株式会社トロムソが想定するPTO仕様のグラインドミルは、現地で流通するトラクターと組み合わせて使用することが可能であることが分かった。
本事業では、マダガスカルを含めた途上国での事業展開に備え、英語・仏語のホームページの整備も行った。