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CSVの導入
CSVとは、Creating Shared Value(共通価値の創造)の略であり、ハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授、FSG共同創設者のマーク・R・クラマーにより提唱された企業戦略のコンセプトです。
社会や環境の様々な課題に、事業を通して取り組んでいくことで、社会課題の解決と自社の利益向上の両方に寄与するという考え方です。自社の強みを活かし、ステークホルダーの協力を得ることで、独自性ある事業モデルを作っていくことが鍵となります。2011年にハーバード・ビジネス・レビューにて正式にCSVが発表されてから、世界の経営者から注目を集めています。経営的な視点で特に重要なのは、企業が事業として社会・環境課題に取り組み、利益を出すことにより継続的にスケールアップを図ることができるという点です。
■FSG
FSGは、マイケル・E・ポーターとマーク・R・クラマーがボードメンバーを務める戦略・評価・調査研究を専門とする非営利のコンサルティング・ファームであり、CSV(共通価値の創造)を世界に発信する中心的な機関となっています。2000年にファンデーション・ストラテジー・グループとして創立して以来、世界の多数の大手企業、非営利団体、慈善団体に対して600を超えるコンサルティング・サービスを実施してきました。
FSGついて(英語)CSV導入の支援内容
社内のCSVへの認識を合わせるために、CSVの特徴、サステナビリティ・CSRやフィランソロピーの考え方との関係性、導入のポイント、具体事例などをレクチャー形式で解説します。
CSVの導入にあたっては、サステナビリティ・CSR部門、経営企画部門、事業部門などの組織横断型のチーム編成によるワークショップを実施し、社会のニーズ、自社の強み、ビジネスのリスクと機会を洗い出し、CSVの要素を全社的なコンセプトに落とし込んでいきます。コンセプトを具現化する事業(分野)を特定したうえで、KPIを設定し、CSVの進捗を測るとともに、サステナビリティ・CSRレポートやホームページなどでCSV戦略を対外的に打ち出していく際のコミュニケーション支援を行います。
CSVに取り組むビジネスモデルの1つとして、BOPビジネスが挙げられます。こうした分野における具体的な事業創出に関しては、BOPビジネス・新規事業の支援チームと連携し、新興国・開発途上国を対象に、新規事業の立ち上げを支援しています。
事例
大手メーカー、通信、医薬、その他様々な企業様とのプロジェクト実績があります。
大手メーカー企業のCSVコンセプト策定支援
プロジェクトの概要 | 大手メーカーのCSVコンセプト策定と、その社外コミュニケーションに関する支援のため、以下のことを実施した。
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実施期間 | 4ヶ月 |
実施体制 | コンサルタント2名 |
クライアントの課題・要望 |
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成果 |
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上記サービスについてのお問い合わせ
株式会社イースクエア
担当: 本木 啓生、 平井 加世
〒105-0003 東京都港区西新橋3-23-12 第二山内ビル
tel: 03-5777-6730 fax: 03-5777-6735
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