ベンチマーク調査とは、ある設定したテーマにおける競業他社または他業種企業の状況を調査し、自社の現状との比較分析をするものです。自社の現在のポジションを確認したいとき、新たな取り組みを行いたいとき、また現在実施中の取り組みのレベルアップを図りたいときなど、様々な場面で活用することができる有益な手法です。

近未来の競争要因は何か、変わりゆく市場環境における競争優位性を確立するために何が必要か。イースクエアでは、その判断材料を得るためのベンチマーク調査をご提案します。

実施内容

ベンチマーク対象となる企業(国内外問わず)の選定と調査を行い、貴社の取り組みレベルとのギャップを分析、そのギャップを埋めるための方策や、さらなる差別化を図るための施策などを提案し、よりレベルの高いCSR経営の実現を支援します。Webベースでの調査から、海外各地へのヒアリングによる調査まで、貴社の目的やご予算に合わせた調査の実施が可能です。

※ CSR 経営の情報プラットフォーム「CSRコンパス」では、2015年4月現在180以上の企業事例を紹介しています。詳しくは「CSRコンパス」Webサイトをご参照ください。 http://www.csr-compass.jp/

事例

ベンチマーク調査は個別テーマに合わせて単独で実施するケースのほか、CSR行動計画の見直しや環境コミュニケーションの刷新などのプロジェクトの一環としても数多くの実績があります。



大手人材サービス企業のCSR取り組みレベル把握

プロジェクトの概要 これからCSRへの取り組みを本格化させる予定の大手人材サービス企業の、今後の取り組みを後押しするため、先行している海外大手競合他社のCSR取り組みについてベンチマーク調査を実施。特に、「重点分野の特定とPDCAの確立」、「ステークホルダーとの継続的な対話」、「社員のリテラシー向上に向けた施策」などの分野にフォーカスして、ベンチマーク企業のWebサイトをリサーチし、報告書に取りまとめ、同社の今後の取り組みの進め方についての提案を行った。
実施期間 2か月
実施体制 コンサルタント2名
クライアントの課題・要望
  • CSR取り組みの現状評価(サステナビリティ戦略診断)を実施したが、グローバル企業として最低限果たすべきレベルに達していない取り組み分野が複数あり改善したい
  • 競合他社の取り組みレベル感を把握し、「足りない部分をどのレベルまで目指すのか」を見極める判断の一助としたい
成果
  • このベンチマーク調査の後、同社はまず重点分野の特定に着手、その後、マネジメント体制を確立するとともに、役員を含めたキーパーソンの理解を高めることを目指し、ステークホルダー・ダイアログを実施している
  • ベンチマーク調査の結果は、CSR責任者や担当者にとって「目指すべき取り組みレベル感」の判断材料となるとともに、社内関係者の意識を揃えるためのインプット情報として、役員会資料などで活用されるなど、CSR取り組みを後押しするための重要情報となっている

上記サービスについてのお問い合わせ

株式会社イースクエア
担当: 平井 加世
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