2024年1月12日

持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)は、不平等問題に取り組むイニシアチブである「Business for Inclusive Growth」(B4IG)と、WBCSDのプロジェクト「Equity Action Imperative」の合併を発表。新たに「B4IGエクイティ・アクション・プラットフォーム」を創設し、エクイティに取り組む先進企業からなるコミュニティを形成する。

同プラットフォームは、WBCSDのイニシアチブ「The Business Commission to Tackle Inequality」(BCTI:不平等に取り組むビジネス委員会)と連携。2024年2月から、BCTIに参加する70社以上が、不平等問題を取締役会の重要なアジェンダとして位置づけ、10分野のアクション・アジェンダに取り組む2年間の継続的な活動に乗り出す。

新しいプラットフォームの活動は、BCTIの第2フェーズと位置付けられる。人権、生活賃金・収入、公正な移行、DE&I、社会的パフォーマンスと説明責任の5つの主要テーマを中心に、国連グローバル・コンパクトとのパートナーシップをはかり、様々なセクター・地域ごとの状況に応じたインパクトをもたらすことを目指す。



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