海外の公的年金基金などの機関投資家によるESG(環境・社会・ガバナンス)投資がここ数年急速に進み、世界のESG運用資産規模は22.9兆ドルと全運用資産の約26.3%を占めています(2016年)。特にESG情報開示要請は長期保有の投資家において高まっており、日本においても、世界最大の年金基金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRI(国連責任投資原則)に署名し、 ESG投資を積極的に推進。2017年7月には、日本株の3つのESG指数を選定し、同指数に連動したパッシブ運用を開始しました。企業にとっては安定株主を確保するためにも情報開示のさらなる深化が急務となります。

【参考】 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)発表資料

イースクエアの支援における特徴

世界の多くの機関投資家やファンドマネジャーから高い評価を得ているESG評価機関による企業の評価結果を活用。改善すべき項目を特定し、同業他社で評価の高い企業の情報開示事例とともに具体的な改善提案を行います。具体的なアドバイスをもとに、FTSE4Good(FTSE Blossom Japan Index)、MSCI(ジャパンESGセレクト・リー ダーズ)、Sustainalytics 、oekomを始めとする各種ESG評価にも備えていただきます。

●主要ESG評価機関(FTSE、MSCI、Sustainalytics等)の評価データおよび手法に対する知見

イースクエアでは数年前から主要ESG評価機関の評価データを利用して、大手企業のESG評価改善支援を行っております。数年にわたって蓄積された評価データおよび評価手法に対する知見は他社にない強みの一つです。評価指標や評価基準は年々変化していますが、常に最新の情報に基づきアドバイスを行っています。FTSEおよびSustainalyticsにおいては、事前の評価スコアシミュレーションが可能です。

【評価データを利用できる環境にある主なESG評価機関の例】

「FTSE ESG Ratings」
世界最大の指数提供会社の一つであり、ロンドン証券取引所が100%出資するFTSE Russell社が提供するESG評価データベース。環境・社会・ガバナンスの観点から世界4,500社以上の企業が評価対象となっている。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用したESG総合指数の「FTSE Blossom Japan Index」はこの評価データをもとに選定される。

【参考】FTSE Blossom Japan Index


「MSCI ESG Ratings」
世界最大の指数提供会社の一つであるMSCI社が提供するESG評価データベース。環境・社会・ガバナンスの観点から世界6,400社以上の企業が評価対象となっている。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用したESG総合指数の「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」はこの評価データをもとに選定される。

【参考】MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数


「Sustainalytics Company ESG Reports」
Sustainalytics(サステナリティクス)社はESGリサーチに特化した独立系組織としては世界最大規模。環境・社会・ガバナンスの観点から世界約11,000社の企業を評価している。評価データは、アセット・マネジャーの世界大手20社中7社、アセット・オーナーの世界大手20社中12社が利用するほか18カ国400社に対して情報を提供している(2018年時点)。2016年には議決権行使助言会社大手グラスルイス社との戦略的提携により、グラスルイスが機関投資家等に提供する管理プラットフォームに、同社のESG評価情報が統合された。 ブルームバーグが提供する情報端末上で各社評価データが閲覧できるほか、2018年には米国のヤフーファイナンスと提携し、各社の評価データを公表し始めている。 評価データは、「STOXX Global ESG Leaders indexes」や「Morningstar Global Sustainability Index Family」などの指数選定に使用され、また「ハーバード・ビジネスレビューCEOランキング」「The Channel News Asia Sustainability Ranking」などのランキングにも使用されている。

●確実かつ相乗効果的なESG評価改善の実績

支援させていただいた企業のうち、FTSEインデックス(FTSE4Good Index Series、FTSE Blossom Japan Index)への新規組入れを目指していた企業については全て目標を達成。既存組入れ企業においては、当該セクタートップレベルへの改善を果たされています。また同時にSustainalyticsおよびMSCIの評価においても大幅な改善を実現されています。

●社内関係部署の理解を促進

ESG評価の改善には、人事部や事業部など他部門の協力が不可欠です。イースクエアでは、これまでのCSR経営支援のノウハウを活かし、いかに他部署あるいはトップの理解を得ていくかを重視し、ご支援させていただきます。例えば、関係部署を対象とした社内セッションの実施、役員セッションの実施、具体的な開示事例のご提供等。ESG評価がなぜ必要であるのか、その理由をグローバルの文脈で、また経営の視点から、本質に迫ったご説明をさせていただきます。

支援内容

0:ESG投資に関する社会背景の理解促進

ESG情報開示の重要性について社内理解を深めるため、必要に応じてESG投資の社会背景に関する資料(または社内セッション)をご提供します。

1:主要ESG評価の分析および競合比較
主要ESG評価機関の評価結果を基に、投資家視点でのマテリアリティに対する御社の情報開示の現状を分析します。複数の評価を統合して分析することで、効率的な対策を検討いただけます。

2:評価項目の解説および社内現状調査
御社に適用されている各評価指標の求める情報開示内容を解説した上で、各指標における社内の取り組み状況を把握します。ご希望に応じてFTSE、Sustainalytics、MSCIなど複数のESG評価項目やGRIスタンダード指標、CDP質問項目、TCFD等を合わせて整理分類することも可能です。情報管理表はCSR報告書作成等を作成される際の情報管理(社内の情報データベース)にもご活用いただけます。

3:ベンチマーク企業の情報開示内容の提供
各評価項目において、評価の高い企業の情報開示内容をご提供します。②社内現状調査の際の参考として、また今後の情報開示改善案の検討にご活用いただけます。

4:情報開示の改善案の検討支援(評価シミュレーション含む)
情報開示可能な項目については、評価のポイントを踏まえた改善案を作成していただくためのアドバイス、改善案のレビュー(評価予測)を行います。

5:手法ESG評価機関による評価に関する事前レビュー&フィードバック支援
内容のレビュー、必要に応じた対策のご提案など、フィードバック対応をサポートいたします。


【以下のようなお声にお応えします】
  • 「FTSE Blossom Japan Index」や「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」への新規組入れを目指したい。
  • 個々のESG評価に対応してきたが、統合して対策を検討することで、効率的な対応を行っていきたい。
  • 様々なESG評価機関から連絡があるが、その重要性や優先して対応すべきものの判断がつかない。
  • 個々のESG評価に対応してきたが、統合して対策を検討することで、効率的な対応を行っていきたい。
  • 自社のESG評価を改善したい。
  • CSR報告書/統合レポートを作成する際に、ESG評価を高める内容としていきたい。
  • ESG評価対応を通して自社のCSR取り組みを体系的に見直し、今後の行動計画を検討していきたい。

【関連セミナー】
2016年10月24日開催
サステナリティクス社東京オフィス開設特別セミナー「今、日本企業に求められているESG情報開示」

2015年9月3日開催
世界のESG評価機関による特別セミナー第3弾 FTSE4Good新基準対応セミナー

2015年8月27日開催
世界のESG評価機関による特別セミナー第2弾 oekomにおけるESG評価と投資家における活用

2015年7月31日開催
サステナリティクス社来日特別セミナー ESG情報利用の最先端と求められる企業の情報開示


荒井勝氏略歴

イースクエア特別顧問
元責任投資原則(PRI)ボードメンバー

1972年大和証券入社。アジアや中東の中央銀行や政府系投資会社、機関投資家による日本の株式・債券への投資並びに海外企業・日本企業の引受業務に従事。サウジアラビア駐在、大和ANZインターナショナル(オーストラリア)社長などを務める。1992年1月大和投資信託入社。主に運用業務に関わり、取締役兼専務執行役員・運用本部長、顧問を経て2012年退任。
2003年より、大和投資信託の責任投資の責任者、また大和証券グループでの責任投資推進役を務める。2005年より世界の2大責任投資指数のひとつであるFTSE4Goodで、銘柄選択と選択基準のアドバイスする諮問委員会、および基準改定や新基準の検討を行う基準小委員会の委員を務める(アジアから唯一)。CDP Japanアドバイザリーグループ委員にも就任。 2012年3月より社会的責任投資フォーラム会長。2014年5月より企業価値リサーチ・ インスティテュート(CoVRI)代表理事。2015年6月から12月まで責任投資原則(PRI)ボードメンバー。Hermes EOS 上級顧問。早稲田大学大学院ファイナンス研究科非常勤講師(2017.4~)。投資信託・責任投資に関する執筆多数。

■荒井勝氏による 「わかるESG投資」シリーズ

第1回 責任投資の新たな動向と企業の課題
第2回 CSR元年以来の大変化!?
第3回 ESG投資と企業の情報開示レポート
第4回 予想を大きく超えて拡大する世界のESG投資

事例

大手企業(複数) ESG情報開示支援


プロジェクトの概要
  • 自社に適用されている主要ESG評価機関の評価項目をもとに、自社のESG情報開示における強み・弱みを分析。
  • 弱い項目における先進他社の記載事例を分析。
  • 今後の対策を検討するために、情報開示の有無に関わらず社内におけるESG取り組み状況の棚卸を実施し、次年度以降の情報開示における改善策および今後の活動計画を具体的に提案。
  • WebサイトをESG情報開示の基盤と位置付け、ESG専門家にとってわかりやすいサイト構造を提案。
実施期間 4ヶ月
実施体制 コンサルタント3名
クライアントの課題・要望
  • 主要ESG評価機関の評価項目と自社の対応状況を分析・把握し、具体的な対応策を検討することで、主要ESG評価機関の評価を向上させたい。
  • 次期CSR報告書を含めて今後の自社のESG情報開示向上に役立てたい。
成果
  • 代表的なESG総合指数への新規組入れを達成。所属セクターにおいて最高得点を獲得。
  • 主要ESG評価機関が自社の何をマテリアリティと捉え、評価項目としているのか、またそれらに対する自社の強み・弱みに対する理解が深まった。
  • 次期CSR報告書における具体的な改善策に加え、中長期的に社内検討が必要な項目など活動における課題も明らかになった。
  • 中長期的に活用できるCSR報告書のフレームワーク、Webサイトの構造が構築できた。

上記サービスについてのお問い合わせ

株式会社イースクエア
担当: 大森 慶子、汪 浩
〒105-0003 東京都港区西新橋3-23-12 第二山内ビル
tel: 03-5777-6730   fax: 03-5777-6735
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