2016.09.29

日本版スチューワードシップコード、コーポレートガバナンスコードの導入、そして、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が責任投資原則(PRI)に署名してから早くも1年が経過しました。その後、日本の主な機関投資家そして運用受託会社がPRIに署名し、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資に向けた流れが定着してきています。


一方、サステナビリティに関する報告書作成に関しては、GRIのガイドラインG4から「スタンダード」への移行が間近に迫っており、企業サイドでも、グローバル基準に沿ったESGへの取り組み・開示を戦略的・継続的に実施していく動きが加速しています。


本セミナーでは、ESG調査・分析業界のグローバルリーダーであるサステナティクス社の最高経営責任者マイケル・ジャンツィ氏をお招きして、

 ・ESG投資のメインストリーム化の底流にはなにがあるのか?

 ・企業が開示するESG情報が長期投資家の銘柄選定・ポートフォリオ組成に
  どのような影響を与えているのか?

 ・世界の機関投資家が日本企業に求めるESGの取り組み・開示とは?

など、グローバルにESG情報開示・活用を牽引する視点に立ったお話しをいただきます。


また、特別ゲストとして、CSR報告書の実質的基準であるグローバルレポーティングイニシアティヴ(GRI)のグローバルサステナビリティ基準審議会(GSSB)メンバーとして日本から唯一参画している冨田 秀実氏をお招きして、

 ・G4ガイドラインから「スタンダード」への移行にむけた最新動向

 ・ESGの観点からみた「スタンダード」に準拠した情報開示のポイント

など、これまでの日本企業のCSR全般に係ってこられた経験を踏まえて、ご紹介をしていただきます。


 

サステナリティクス社のCEOであるジャンツィ氏、そして、GSSBのメンバーである冨田氏の視点から、企業に求められるESGへの取り組み・開示に関する最新動向・意義についてご理解いただける貴重な機会です。

ESGを担当されるCSR部門・IR部門の方のご参加をお待ちしております。




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20年以上にわたりESGリサーチ分析の世界的リーダーとして300以上の機関投資家・金融機関に情報提供を行う。専門家・投資家が選ぶ、優れた「SRIおよびコーポレート・ガバナンス分野の独立系調査会社」に関する調査(The IRRI Survey)で、3年連続1位に選ばれる。世界上位アセットオーナー(年金基金など)20のうち12が顧客であり、世界上位アセットマネージャー(運用会社など)20社のうち7社が顧客となっている。その他、Bloombergへの情報提供のほか、Channel NewsAsiaサステナビリティランキング評価(2015年より日本企業も対象)に利用されるなど、各方面で活用されている



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講師

Michael Jantzi 氏

サステナリティクス CEO

1992年にサステナリティクスの前身である Jantzi Researchを設立。責任投資およびCSR分野の世界的リーダーとして、メディア、国際会議で講演する他、責任投資・サステナビリティ関連のアワードを多数受賞、著書も多数ある。



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特別ゲスト

冨田 秀実 氏

ロイドレジスター クオリティ アシュアランス リミテッド(LRQA) 事業開発部門長

ソニー株式会社で、CSR全般の統括責任者を務め、2013年2月より、LRQAに所属。GRI GSSBメンバー、ISO26000 PPO ステークホールダーアドバイザリーグループ委員、ISO20400「持続可能な調達」日本代表エキスパートなど多くの社外役職を歴任。



【開催概要】

日 時      2016年10月24日 (月) 13:30~15:30 (13:00開場)

対 象      企業のCSR・IR担当者

         ※個人および同業コンサルティング会社の方のご参加はご遠慮頂いております。

定 員      70名

費 用      5000円(税込)

         ※お支払方法:セミナー当日に受付にてお支払いいただきます。

会 場      AP東京丸の内

         東京都千代田区丸の内1丁目1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー3階

お問い合わせ   株式会社イースクエア

         TEL:03-5777-6730

         メール:esg@e-squareinc.com(担当:汪(おう))



【プログラム予定】

13:00 ー 受付開始

13:30 ー サステナリティクス社紹介(James Hawrylak氏、Sustainalytics)※ 逐次通訳

13:40 ー マテリアルなESG情報開示の最新動向(Michael Jantzi氏、Sustainalytics)※ 逐次通訳

14:30 ー Q&A

14:45 ー GRI サステナビリティレポーティング基準への移行の最新事情(冨田 秀実氏、LRQA)

15:15 ー Q&A

15:30 ー 終了



【ご案内資料】

ご案内資料.pdf