こんにちは。イースクエア代表の本木啓生です。

私がこのメッセージを書いている時点で確認できている世界の新型コロナウイルスへの感染者は約231万人、死者は約15.8万人に達します（4月20日WHO発表）。国内の感染者数は10,751名、死亡者は171名（4月20日厚生労働省発表）ですが、諸外国と比べてPCR検査件数が圧倒的に少ないので正確な数字はわかりません。

昨年、旭硝子財団 ブループラネット賞を受賞したジャレド・ダイアモンド教授は警告しています。人類の活動範囲が広がり、食用やその他の目的で野生動物を利用する限り、新たな感染症が拡大することは必然であり、人々がより自由に移動する世界においてパンデミックが世界の何億もの人命を奪う事態にもなりかねないと。

先の見えないウイルスとの闘いを数10年後に我々はどのように振り返るのでしょう。うつすリスクとうつされるリスクを考えると、ロックダウンの発令を待つまでもなく、状況が許す限りにおいて「ステイホーム」が求められています。これまで当たり前とされてきた日常生活とは突然別れを告げ、仕事の仕方、コミュニケーションのとり方、生活の仕方を大きく変えることが余儀なくされています。今回のパンデミックを機に、これまで遅々として進まなかった日本政府が推し進める2025年に向けたデジタルトランスフォーメーション（DX）の本格的な展開が、働き方やビジネスモデルのあり方を含め、一気に加速するかもしれません。

4月上旬、ビル・ゲイツが新型コロナウイルス感染症に効果が期待される７種類のワクチン製造工場に数十億ドルを拠出するとの報道がありました。最終的には1種類か2種類がうまくいくことを想定し、残りは資金を無駄にする覚悟だそうです。公的資金であれば、少なくとも数ヶ月の歳月をかけ、確実に成功する技術を見極めてからしか投資することができませんが、民間は自らのリスクを取ることで、数ヶ月の時間を節約することができるとしています。ゲイツ氏の財源は財団ですが、企業も同様の意思決定をすることができ、それこそがビジネスが社会課題を克服できる底力となります。

国内では、感染者への宿泊施設の提供、供給不足に陥っている人工呼吸器やマスク、消毒液の製造を引き受けるなど、業種の枠を超えて支援に乗り出す企業も出始めています。このメルマガにご登録いただいている企業経営者の方にも、自社の体力が許す中で、ぜひ従業員とその家族のためにできること、中小・零細のサプライヤーのためにできること、コミュニティのためにできることを真剣に考えていただければと思います。このような非常事態のさなかに決断した勇気ある賢明なる行動が、後々まで語られる伝説になるはずです。長い間築いたブランドや評価を損なうことなく、困難な中での意思決定をできるかどうかがいま問われていると、マーケティングの大家、フィリップ・コトラー教授は説いています。

新型コロナウイルスとの先の見えない闘いにいつ終止符が打たれるのか、まだ誰にもわかっていませんが、国や自治体トップの一つひとつの意思決定や企業経営者の決断が、我々の社会の行方を左右する重要な分岐路となっています。ともに乗り切っていきましょう。


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◇◆　目次
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〔1〕「CSR業務診断」を期間限定で無償提供

〔2〕サービス紹介 － オンライン教育・社内浸透－


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〔1〕「CSR業務診断」を期間限定で無償提供
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新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業自粛やテレワークなど、これまでの日常と違う時間をお過ごしの方も多くいらっしゃると思います。イースクエアでも、原則在宅勤務の体制で業務に取り組んでおります。

このような緊急事態のさなかでも、CSRやサステナビリティ、ESGに日々取り組んでいらっしゃる皆さまに向けて、イースクエアから「CSR業務診断」の無償提供をさせて頂きます。

「CSR業務診断」は、CSRやサステナビリティ部門のご担当者として、ご自身の強みや弱み、特徴などを発見して頂けるスキルチェックのためのWebツールです。10分程度でできて、手軽で楽しい内容となっております。

通常は会員様限定のサービスとなっておりますが、現在、通常業務に大きな影響が出ているこの時期に、在宅勤務やテレワークの皆さまなどにもお試しを頂き、スキルアップに役立てて頂きたいという思いから、5月末まで無償提供させて頂きます。ぜひ、ご活用ください！

※通常は会員向けのツールのため、一部、ご利用頂けない部分や使用方法が限られる部分もございます。予めご了承ください。

【使い方】

１．「CSRコンパス」トップ画面の右側列のボタン「CSR業務診断」をクリック
https://www.csr-compass.jp/

２．「CSR業務診断」の説明のページが表示されます。内容を確認したら、「ログイン画面へ」をクリック

３．ログイン画面が表示されますので、以下のIDとパスワードを入力してください。

ID：
パスワード：
　　※HP掲載用に非表示にしてあります。ご興味のある方はお問い合わせください。

４．「～あなたのCSR力、測ります～」のページが表示されます。「診断をはじめる」をクリックして、診断を開始してください。

５．50問の設問に回答していきます。回答が難しい場合には、設問右上端にある「？」をクリックするとヒントを見ることができます。

６．すべての設問に回答したら、「診断お疲れさまでした！」のページが表示されます。診断結果に「名前」と「閲覧パスワード」を記入して、「診断結果を保存」します。

※「名前」は本名にすると個人が特定されやすくなることから、ハンドルネームなどを使用されることを推奨します。
※閲覧パスワードは再発行できませんので、忘れないように管理してください。

７．あなたの診断結果が出ます。あなたの総合力とCSRの8つの側面ごとの詳細が表示され、あなたの強みや弱みがわかります。これからのスキルアップに向けたアドバイスやお勧めのコンテンツがありますので、ぜひご活用ください！

※「お勧めのコンテンツ」は、一部会員様限定の内容のため表示されない場合があります。ご了承ください。

８．あなたの「診断結果」を後日また見たい場合には、画面右上の「過去の診断結果」から見ることができます。無償提供期間（2020年5月末まで）であれば、何度でも閲覧、再診断することができます。

※保存された「診断結果」は、無償提供期間の終了後にすべて削除されます。もし、「診断結果」を保存しておきたい場合には、右上の「結果を印刷する」からプリントアウトするか、PDFなどの形式でご自身のPCに保存することをお勧めします。

「CSR業務診断」について、詳しくはこちらもご覧ください。
https://www.csr-compass.jp/images/d368028facd88d48fad0025fe84e7f8b438ba26f.pdf

※「CSR業務診断」は、CSR／サステナビリティ部門における業務を、より効果的に実践・遂行して頂きたいという思いにより、皆さまのご参考になることを目指して開発されました。あくまでも自己診断による簡易ツールであり、ここで提供する情報や診断結果、その精度等については必ずしも正確性を保証するものではありません。CSR業務診断のご利用によって生じる損害等の一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

「CSR業務診断」についてのお問い合わせは、イースクエア内CSRコンパス事務局（compass@e-squareinc.com）までお願いします。


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〔2〕サービス紹介 － オンライン教育・社内浸透－
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新年度を迎え、新入社員や新任管理職など様々な階層に向けてサステナビリティ・CSR研修の企画・準備を進めていらっしゃるご担当者も多いかと思います。

しかしながら、今春は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発出されている状況下で、「例年通りの方法で研修を実施できない」との声を耳にする機会が増えてきました。

イースクエアでは、教育・社内浸透のご支援をオンラインでもご提供しています。Web会議システムの仕組みなどを活用し、企業内研修、講演・セミナー、教材開発/eラーニングなど、対面方式と同様にご支援します。オンラインで教育・社内浸透策を実施するため、開催場所にとらわれず、貴社のサステナビリティ・CSR人財の育成を進めることが可能です。

また、「CSR担当者に必要なことを1日で凝縮して学べる」とご好評を頂いている人気セミナー「CSR経営のための速習セミナー(理解編)」のオンライン版 (2020年度)を4月24日よりご受講頂けるようになります。

CSRを推進する上で知っておくべき基礎となる知識や考え方を網羅的に習得するとともに、世界の先端情報を把握し、戦略的にCSRを捉える能力を身につけて頂けるプログラムです。ぜひ多くの方にご受講頂ければと思います。

「CSR経営のための速習セミナー(理解編)」の詳しいプログラムは、こちらをご覧ください。
https://e-squareinc.com/docs/CSRseminar_online2020.pdf

詳しくは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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当社では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止し、お取引先企業の皆さまや当社従業員およびその家族の安全を確保するため、3月31日より原則在宅勤務の体制に切り替えさせて頂いております。お問い合わせは当社Webサイトのお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
https://e-squareinc.com/contact/

どうぞよろしくお願い申し上げます。


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