2015年12月31日

SRIおよびコーポレート・ガバナンス分野の独立系調査会社に関する調査(Independent Research in Responsible Investment Survey: IRRI Survey)の2015年の調査結果が発表された。

同調査はオンラインSRI調査ネットワークのSRI-CONNECTとマーケットリサーチ会社のエクステルが実施している。調査は、アセット・マネジャー、アセット・オーナー、SRI及びコーポレートガバナンスの調査会社、株式やファンドなどの販売ブローカー、そして株式公開企業の関係者へのインタビューを通じて行われた。

「事業の直面している、持続可能性とコーポレートガバナンスに関する重要課題を、最も特定している会社」のランキング上位は以下の通り。

1. ユニリーバ
2. ノボ・ノルディスク
3. インテル
4. マークス&スペンサー・グループ
4. ナチュラ・コスメティクス
6. Hennes & Mauritz
6. マイクロソフト
8. DSM
9. アップル
9. BHP ビリトン
9. ヘンケル KGaA
9. ロレアル
9. Geberit
9. Red Electrica de Espana

また、最優秀SRIリサーチ会社ランキング上位は以下の通り。

1.MSCI ESG リサーチ
2.サステナリティクス
3.カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト
4.ブルームバーグ
5.Solaron
6.ヴィジオ
7.ウーコム・リサーチ
8.Carbon Tracker
9.Trucost
10.Sitawi

今回の調査は35ヶ国、681社の様々な企業から、1,287人のアナリスト、ポートフォリオ・マネージャー、CSRやIRの管理職などが参加して実施された。