資産運用会社ロベコと社会的責任投資の評価会社ロベコサムは、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた自社の今後の取り組みに関する報告書「インパクトの加速:投資を通じた持続可能な開発目標の推進(仮訳)(Accelerating Impact: Advancing Sustainable Development Goals through Investing)」を発表した。SDGsは、公的機関だけに任せるのではなく、企業や投資家なども含めた幅広いステークホルダーが達成推進に関わることが求められている。国連は、SDGs達成のため、官民両セクターから世界GDP総額の1. 5-2. 5%を調達する必要があるとしており、一方、世界経済フォーラムでは2030年までに年3.9兆ドルの投資が必要と試算している。民間資金調達に投資家が果たす役割は重要である。

本報告書では、両社が以下の3つのフェーズを通して実施したレビューの内容をまとめている。

フェーズ1. 既存の投資商品やアクティブオーナーシップサービスとSDGsの整合性を比較
フェーズ2. 現行のリサーチ手法とSDGsとの一致度を分析し、新たなデータやプロセスの採用による改善を検討
フェーズ3. フェーズ1・2から得た知見に基づき、SDGs達成に向けて両社のもたらすインパクトを高める方法、商品などを検討