2019年8月19日

フォーチュン誌は「世界を変える企業」リスト(Fortune Change the World list)を発表した。毎年編纂しているもので、今年で5回目。リスト作成には、CSV(Creating Shared Value、共通価値の創造)推進コンサルタンシーのシェアード・バリュー・イニシアティブ(SVI:Shared Value Initiative)が協力している。社会と事業の両方に価値を生み出している、世界18カ国の企業52社を選出した。今年のリストでは特に小規模企業の活躍が目立ち、52社中9社は年間収益10億ドル未満の企業となっている。

トップ10企業は以下となった。
1位 クアルコム
2位 マスターカード
3位 BYD(比亜迪)
4位 TEコネクティビティ
5位 ウォルマート
6位 サンタンデール・ブラジル
7位 センティーン
8位 バンク・オブ・アメリカ
9位 シュナイダー・エレクトリック
10位 テラサイクル

日系企業では、NTTグループのNTT Ltd.がアフリカでのサイ密猟対策の取り組みを評価され、46位に入った。

本リストの評価、ランキングは、「測定可能な社会インパクト」「事業の利益」「イノベーションの度合い」「企業戦略との統合」の4つの視点から実施されている。


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