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イースクエアについて
メッセージ
代表取締役社長
本木啓生
2015年の「SDGs(持続可能な開発目標)」と「パリ協定」に対する世界的な合意を機に、グローバル社会が向かうべき方向性がより明確になりました。今世紀末に向けて、もはや「低炭素社会」ではなく「脱炭素社会」を前提としたビジネスモデルを構築する必要性が産業界に突きつけられています。事業のサプライチェーンにおいて、これまで見過ごされてきた途上国での人権侵害や環境破壊といった問題が、看過できない事業リスクとして浮上しています。多くの投資機関はESGのレンズを通した企業評価を本格的に始めています。気候変動や生態系の劣化をどう食い止められるのか、貧困にあえぐ途上国の人々の人権を尊重しつつ、ビジネスを通してどのような貢献ができるのかが問われています。 常に変化し続ける事業環境の中で永続的に発展すること、すなわち「持続可能な価値創造」が企業に求められる使命です。認識すべき課題の範囲がかつてないほど広がりつつある今日、グローバルな課題を経営視点から捉え直し、お客様と共に実践に踏み出すことがイースクエアの役割だと考えています。
本木啓生
1992年よりデロイト トーマツ グループにて情報システム構築、戦略立案、環境マネジメントに関する業務に従事。2001年4月よりイースクエアのコンサルティング事業の責任者として、多岐の業種にわたる大手企業を中心に、CSR・サステナビリティ、環境及びCSVに関する戦略、コミュニケーション、社内浸透などの分野における支援を行う。2011年10月代表取締役社長に就任。2005年より10年間、東北大学大学院環境科学研究科非常勤講師を務めたほか、CSR、ESG、環境関連の講演も多数行っている。
共同創業者
木内孝
日本を見る世界の目が、今ほど厳しいことが過去にあったでしょうか。日本の人たちは国民も政府も学生も一体何をしているのかと問われています。自然災害は激しさを増し、食糧が高騰基調に入り、財政の破綻や福祉制度の崩壊が近未来に起こることが危惧されている今日、私たち一人一人が社会を変える力になりたいと考えております。そのためには真っ先に自分を変える必要があると気づき、決して気難しくならずに自己改革を進めております。目的は皆様にご納得頂ける考え方、お役に立つご提案を全力投球でお届け申し上げることです。
木内孝
1935年ドイツ・ハンブルグ生まれ、英国ロンドン育ち。森村学園、慶應義塾で学んだ後、三菱電機に入社。カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学大学院にて修士。三菱電機アメリカ支社で責任者6年、代表取締役社長兼会長を10年務める。三菱電機本社取締役、常務を歴任中に、次世代に住み良い社会を遺すことに配慮する企業・団体のネットワーク組織、NPO Future 500を米国で設立。2000年に株式会社イースクエアを設立。2024年4月20日に永眠。
共同創業者
ピーター D. ピーダーセン
世界人口はついに80億人を突破しました。すべての人々が豊かと実感できる暮らしを実現しつつ、その他の生き物をも尊重し、生態系を健全な形で次世代に受け継ぐことこそが、「持続可能性=サステナビリティ」の意味だと考えます。すべての経済活動はここに照準を合わせ発展させる必要があります。日本は島国であり、島国ではない。私たちの一つずつの行動が世界に影響を与えると同時に、世界の変化は回りまわって日本の企業や個人の生存可能性・発展可能性を左右します。どのようにして「生命力溢れる豊かな社会」を実際に形にしていけるのか。その具現化に向けたお手伝いをすることが、私たちイースクエアの使命であり、喜びです。
ピーター D. ピーダーセン
1967年デンマーク生まれ。コペンハーゲン大学文化人類学部卒業。1984年から日本での活動を開始。2000年に株式会社イースクエアを設立。2002年にはLOHAS(健康と環境を志向するライフスタイル)という考えを日本に紹介し、環境成長経済、カーボン・ニュートラルやカーボン・オフセット、本来農業など、未来を創るさまざまな新しいキーワードを提案している。創業から2011年10月まで代表取締役社長を務めた。主な著書に「LOHASに暮らす」「第5の競争軸」「レジリエント・カンパニー」などがある。