企業経営と同様、CSR経営においても、優先順位を決めて、限りある経営資源を有効に活用する視点は欠かせません。企業が他に優先して注力すべき重要度の高い分野はマテリアリティ(重要課題)と呼ばれます。マテリアリティを設定することで、優先的に取り組むべき課題が明確になり、CSR活動をより効果的に推進することが可能になります。また、投資家を含むステークホルダーから適切な評価を受けるためにも、マテリアリティに軸足を置いた情報開示が大切です。

マテリアリティを設定する際には、自社のビジョンや事業戦略、競争優位性といった社内の視点だけではなく、ステークホルダーからの要請や期待といった外部の視点を分析、評価することが必要です。

実施内容

自社のビジョンや事業戦略などを整理し、自社にとって重要な分野を明らかにします。また、様々な基準やガイドラインで挙げられている課題、その企業が属する業界における課題などをリストアップし、整理します。社内各部署よりキーパーソンを集めてワークショップを行い、「自社にとっての重要度」×「社会からの要請・期待」といった視点で課題の優先順位づけを行います。必要に応じて、開示情報のスキャニング、有識者を含む外部ステークホルダーへのヒアリングなどを行い、社会からの視点を補強するとともに、選定したマテリアリティ(重要課題)の妥当性の評価を得ます。社内外とのコミュニケーションのため、選定したマテリアリティは言葉や図で分かりやすく表現します。

事例

富士フイルムホールディングス(株)様のマテリアリティ設定プロセスを外部有識者として支援しました。

その他、様々な業種において、マテリアリティ設定、評価などの実績があります。


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