大手年金基金などの機関投資家を中心にESG(環境・社会・ガバナンス)投資がここ数年急速に拡大しています。日本においても 、世界最大の年金基金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRI(国連責任投資原則)に署名し、 ESG投資を積極的に推 進。2017年7月には、日本株の3つのESG指数を選定し、同指数に連動したパッシブ運用を開始しました。

GPIFが採用したESG指数(インデックス)


総合型(ESG)     FTSE Blossom Japan Index
総合型(ESG)     MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数
テーマ型(S:社会)   MSCI 日本株女性活躍指数(愛称は WIN)

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人) 発表資料

※GPIFでは、テーマ型・(E:環境)に関する指数の公募を2017年11月~2018年1月に実施、11 社(グループ)から提案があり、現在選定中です。グローバル株式(除く日本)、日本株式、それぞれを構成銘柄とした 2 つの指数が検討されています 。

以下、GPIF「平成29年業務概況書」より引用(指数構成銘柄数、運用資産額は2018年3月末時点)

FTSE Blossom Japan Index

指数名称 FTSE Blossom Japan Index
コンセプト
  • 世界でも有数の歴史を持つFTSEのESG指数シリーズ FTSE4Good Japan IndexのESG評価スキームを用いて評価。
  • ESG評価の絶対評価が高い銘柄をスクリーニングし、最後に業種ウエイトを中立化したESG 総合型指数。
指数組入候補(親指数) FTSE JAPAN INDEX (509銘柄)
指数構成銘柄数 149
構成銘柄比率 の考え方 時価総額加重 (業種ごとの比率を親指数と同等に 調整し業種バイアスを最小化)
GPIF運用資産額 5,266億円

MSCIジャパン ESGセレクト・リーダーズ指数

指数名称 MSCIジャパン ESGセレクト・リーダーズ指数
コンセプト
  • 世界で1,000社以上が利用するMSCIのESGリサーチに基づいて構築し、様々なESGリスクを包括的に市場ポートフォリオに反映 したESG総合型指数。
  • 業種内でESG評価が相対的に高い銘柄を組み入れている。
指数組入候補(親指数) MSCIジャパンIMIのうち 時価総額上位500銘柄
指数構成銘柄数 252
構成銘柄比率 の考え方 時価総額加重
GPIF運用資産額 6,229億円


MSCI日本株 女性活躍指数(愛称「WIN」)

指数名称 MSCI日本株 女性活躍指数(愛称「WIN」)
コンセプト
  • 女性活躍推進法により開示される女性雇用に関するデータに基づき、多面的に性別多様性スコアを算出、各業種から同スコ アの高い企業を選別して指数を構築。
  • 当該分野で網羅的に構築した初の指数。
指数組入候補(親指数) MSCIジャパンIMIのうち 時価総額上位500銘柄
指数構成銘柄数 208
構成銘柄比率 の考え方 「時価総額×総合スコア」で加重 (※総合スコア:業種調整後性別多様性 スコア×業種調整後クオリティ・スコア)
GPIF運用資産額 3,884億円

FTSE Blossom Japan Index組入れ&評価改善支援

イースクエアでは、数年前よりFTSEおよびMSCIの投資家向けデータベースを利用できる環境を構築、数年にわたって蓄積された評 価データおよび評価手法に対する知見をもとに、企業のESG情報開示支援を実施。これまで数多くの企業様のFTSE Blossom Japan Index(FTSE4Good Japan Index)への新規組入れを実現してきました。

MSCIが業界内での相対評価であるのに対し、FTSE Blossom Japan Index(FTSE4Good Japan Index)は総合スコアが3.1以上で新規組 入れと基準が明確であるため、目標設定がしやすいという特徴があります。また、評価項目が網羅的であるため、FTSEの評価項目を 軸に他の主要ESG評価機関(Sustainalytics、MSCI等)の評価項目を整理することで、相乗効果を期待することもできます。

ESG評価改善を意識した情報開示のベースとして、まずはFTSEの対策を行うことをお勧めしています。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
→ ESG評価対応支援(主要ESG評価機関のデータを 活用)


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