2015年5月28日


グローブスキャン(GlobeScan)とサステナビリティ社は、サステナビリティ分野の専門家による評価をもとに、持続可能な開発をけん引するリーダーを選定し発表した。

同調査では、世界82ヶ国816人の様々な分野(企業、NGO、政府、研究機関、コンサルティングやメディア等)の専門家に対し、リオ・サミット後(1992年)から現在までの取り組みに加え今後20年の期待を踏まえ、リーダーとして評価する企業、政府、NGOなどについてアンケート調査を行った。

非政府の動きのうち、最も世界の持続可能性に貢献したと評価されたのはNGOで、以下、社会起業家、教育研究機関などが続いている。

さらにNGOのなかでは、世界自然保護基金(WWF)が1位(25%が評価)となり、2位グリーンピース(18%)、3位オックスファム(9%)の評価となった。

世界の持続可能性に貢献したNGOのトップ5
1.WWF
2.グリーンピース
3.オックスファム
4.世界資源研究所(WRI)
5.持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)

最も世界の持続可能性に貢献した企業については、ユニリーバ社が1位の評価を受けた。38%の専門家がユニリーバを評価し、2位のパタゴニアの評価11%と大きく差をつけた。過去の調査でも5年以上にわたり1位を継続している。

世界の持続可能性に貢献した企業のトップ10
1.ユニリーバ(Unilever) 
2.パタゴニア(Patagonia)
3.インターフェース(Interface) 
4.マークス・アンド・スペンサー(Marks & Spencer)
5.ナチュラ(Natura)
6.イケア(IKEA)
7.ネスレ(Nestlé)
8.GE
9.BASF 
10.ナイキ(Nike)